決勝レポート
激戦を予感させた決勝レースは、雪のため中止に……
スーパー耐久シリーズ2013の第1戦、決勝レースが4月21日(日)に開催されることになっていたが、朝から降り続く雪のため、中止となってしまった。最速のGT3クラスは、非常にタイムが拮抗していて、決勝レースも激戦となることが予想されていたが、サーキットがまるでスキー場のゲレンデを思わせるほど一面の銀世界になってしまっては、仕方もあるまい。
天気予報では天気も回復傾向にあったため、当初はスケジュールを大幅に改め、13時50分からのスタートを15時に、そして70%の2時間6分間に短縮されることとなっていたが、除雪はままならず、ましてコースサイドは真っ白な状態に。そのため、11時30分にレースの中止が正式に発表された。併せて、各クラス予選トップの1ポイントは与えられず、有効レースも7戦中6戦有効から6戦中5戦に改められることも決定した。
次回のレースは5月25?26日、韓国のインジェ・オートピアで開催される予定である。
レコードタイム記録:スリーボンド日産自動車大学校GT-R
千代勝正
「本来、僕は予選を走らない予定だったのですが、まわりのチームが速いドライバーで来るというので、急きょ走ることになりました。でも、GT-Rは乗り馴れているので、自分のベストを尽くして。クラス違いのクルマが多いので、しっかりポジション取りをしなくちゃいけなかったのですが、そこは頭を使いましたね。いいタイムを出せて、GT300のタイムより速かったみたいですね! 良かったです。自分的にはいい仕事できたかな、と思うだけに、今日の中止は残念すぎます。勝つつもりでいたのですが、こればっかりは……。お客様が皆さん、安全に帰れるか心配です」
(はた☆なおゆき)