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REPORT

予選レポート

ポールポジションは、2戦連続でスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが獲得!

 鈴鹿サーキットが舞台のスーパー耐久シリーズ第3戦は、SUZUKA ”S耐” サバイバルとして、初の試みとなる「セカンドチャンス100」と銘打たれた勝ち抜き戦を実施。それに先駆けて行われた予選では、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rを駆る、内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組が2戦連続でポールポジションを獲得した。2番手は#5 Mach MAKERS GTNET GT-Rの白井剛/星野一樹/藤波清斗組が、そして3番手は#3 ENDLESS ADVAN GT-RのYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝組が獲得している。

 そして、ST-1クラスでは星野敏/荒聖治組の#777 D’station Porsche 991が難なく基準タイムをクリアしている。なお、ST-2クラスからST-5クラスで「セカンドチャンス100」の出走を免除された上位3チームは以下のとおり。(予選詳報は、また改めて)

ST-2クラス

1位 #59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至/檜井保孝)
2位 #20 RSオガワADVANランサー(下垣和也/松本武士/近藤説秀)
3位  #6 新菱オートDIXCELエボX(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)

ST-3クラス

1位 #38 MUTA Racing TWS IS350(堀田誠/阪口良平)
2位 #14 岡部自動車KYOSHIN195Z34(小松一臣/杉林健一/安宅光徳)
3位 #62 DENSO Le Beausset RC350(嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太)

ST-4クラス

1位 #86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86(松井孝允/井口卓人/蒲生尚弥)
2位 #95 SPOONリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/柴田優作)
3位 #52 埼玉トヨペットGreen Brave 86(脇阪寿一/脇阪薫一/松田晃司)

ST-5クラス

1位 #69 BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT(大野尊久/梅本淳一/窪田俊浩)
2位 #19 BRP★J’S RACINGホンダカーズ三重北FIT(古宮正信/松田智也/吉本晶哉)
3位  #4 THE BRIDE FIT(芝谷純三/見並秀文/伊藤俊哉)

ST-Xクラストップ(ポールポジション)#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R

内田優大

「欲を言えば、3秒台に入れたかったというのはありますが、そこはあんまり無理せず、チームに迷惑かけないところのアッパーレベルで抑えつつ走った感じなので。そこでミスをしたり、スピンしてクルマを壊したら、元も子もありませんからね。そこをちょっと、安心のマージンを獲りながら走りましたので、上出来だと思います。明日の決勝がドライであれば気持ち良く走って、いちばん重要なことはミスなく走ること、これを心掛けていきます。結果的に全員がノーミスで、優勝がついてくれば、いちばん最高な形だと思います」

藤井誠暢

「今回は今まで以上に、より細かいところまでセッティングをやって、特に予選重視でタイムを出るようにしていたんです。昨日もアタックしてないクルマが多い中で、自分たちの手の内を全部出して、しっかりアタックしました。昨日、ニュータイヤを履いた感じで、あとはどこまで届くかな、と思ってクルマやタイヤの内圧をアジャストして、とにかく1周、めいっぱい行きました。あんなタイムが出るとは思わなくて、2秒5ぐらいだと思っていたので、想像より速かったし、去年の鈴鹿でもそういうイメージで行って、2番手を大きく引き離せたので、そういう意味では去年も今年もGT-Rで速さを見せられているので、クルマの仕上がりはすごくいいです。すごくラッキーだし、いい流れなので、勝ちたいけど(2連勝しているので)無理に勝つ必要はないので、とにかく自分の仕事をきっちりやっていきたいと思います」

平峰一貴

「ピットで見守っていて、ふたりの素晴らしいアタックに感動しました。僕はもう、その一言に尽きます! ありがとうございます」

ST-1クラストップ #777 D’station Porsche 991

荒聖治

「練習では、ちょっと路面に合っていなくて、極端なオーバーステアだったんですが、それがクルマのセットアップで補えて、予選はいいバランスで走れたので、この流れでいきたいですね。ちょっとつら過ぎるほどのオーバーステアだったのを直してもらえたので、けっこう気持ち良く走れました」

星野敏

「昨日、練習の時はかなりオーバーだったんですが、これを調整してもらったら、乗りやすくなりまして、予選は問題ありませんでした。前回は悔しい思いをしたので、今回はしっかり完走したいと思います、頑張ります」

ST-2クラストップ #59 DAMD MOTUL ED WRX STI

大澤学

「ちょっと昨日からクルマをあんまり仕上げることができなくて、セットアップとか決まっていなくて、厳しいかなと思ったんですけど、後藤さんの頑張りのおかげでポールが獲れて、ちょっとホッとしています。前回で連勝が途切れて、残念なんだけど、それもレースなので……。あんまり歓迎したくないけど、ライバルが速くなってきて、ちょっとレースができて、楽しかったり、厳しかったり、いろいろですね(笑)。今回はいいレースをしたいです」

後藤比東至

「頑張りました! 昨日から2秒半ぐらい上がりました(笑)。決勝はとにかくミスなく、やることが一番だと思っていますので、プレッシャーも含めて。プレッシャーなかったら、レース楽しくないので!」

檜井保孝

「四駆でレースするのは、ずいぶん昔のGT-R以来なんだけど、全然違う。すごく勉強させてくれるなぁって感じですね。データロガーもすごいの着いているし、四駆を研究したいなと、ずっと思っていたので、嬉しいです。いろいろサポートさせていただきます!」

ST-3クラストップ #38 MUTA Racing TWS IS350

堀田誠

「良平選手が頑張ってくれて、僕はホイールバランスが狂っていてすぐ帰ってきたので、一発で決めたように見えちゃった(笑)。なかなかSUGOも鈴鹿もリザルト見ると、今まであんまりいい成績出ていなかったので、何とかここで獲れたのは大きいですね。鈴鹿で勝ちたいですね、実は苦手なコースなんですけど、地元ですからね。地元で頑張ります!」

阪口良平

「相方の堀田選手が去年より上がっているんですが、頑張り過ぎてリズム崩しかけていたんですよ、飛び出しちゃったりして。それをちゃんと、予選は1周目しか出ないからと僕が言い切ったので、自己ベストの18秒を出してくれたので、あとは僕が頑張ろうと。だから、本当にあのタイムを出してくれたので、僕は余裕を持っていけました(笑)」

ST-4クラストップ #86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86

松井孝允

「台数が多いので、僕のアタックに関してはほぼクリアだったんですが、井口選手の時はかなりの台数に引っかかってしまったので、そういった意味ではタイム的にあんまり伸びなかったんですけど、ちゃんとアタックをしてくれてポールが獲れたので、明日に向かってはいい流れで来ていると思うので、とにかくミスなく走ってチェッカーを受ければ、結果は着いてくると思います」

井口卓人

「けっこう練習から調子が良くて、松井選手もいいタイムでしたし、ちょっと僕は引っかかってしまって想定どおりのタイムではなかったんですが、それでもトップ獲れましたし、クルマはすごく好調なので。これをキープして決勝に挑めれば、と思います」

蒲生尚弥

「調子は悪くなさそうなので、これで天気がどうか分かりませんが、しぶとく走ります」

ST-5クラストップ #69 BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT

大野尊久

「ちょっと邪魔があったりで、完璧なアタックではなかったんですが、セッションではトップだったので、そのあと窪田くんが完璧な走りで、『窪田劇場、始まりました!』って感じです。引っかかってシフトが、あれ罰ゲーム(制御)を受けてしまいました。でも、トップが獲れたので、本当に良かったです」

窪田俊浩

「気持ちいいですね、一番っていうのは! 感触はなかったんですが、やるべきことを確実に実行したら、出ちゃった感じで。時間も、お金も、鈴鹿サーキットにはかけているんで(笑)。その甲斐もあるかなと。クルマも良かったので、2週間前のテストから流れも良かったので、この調子で決勝も全員でいきたいと思います」

梅本淳一

「今回、僕が予選行かなかったのは、窪田は鈴鹿のインストラクターで、鈴鹿のスペシャリストなので、うちのチームは適材適所で、速い者が行くって最初から決めているんで、これでいったら間違いないと、今回決まりましたね。あと、タイムが他より離せた要因として、今回からコンピュータを詰めてきて、A10馬力近く上がってきたんですよ。トルクが一緒に上がって、その効果が大きかったと思います」

 

(はた☆なおゆき)

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