SUPER TAIKYU

RACES ARCHIVE 2015

REPORT

決勝レポート

大逆転勝利を飾ったのはREAF REAL ESTATE KiiVA BMW!

 スポーツランドSUGOを舞台に、スーパー耐久シリーズの第2戦決勝レースが、5月24日(日)に行われた。総合のトップは、アクシデントの多発によって何度も入れ替わるも、何とか逃げ切りなるかと思われた、白井剛/青木孝行/藤波清斗組の#5 MACH MAKERS GT-Rは、残り20分を切ったところでストップ。その結果、大逆転勝利を遂げて最後に笑ったのは、HIRO/片岡龍也/阿部翼組の#16 REAF REAL ESTATE KiiVAだった。

総合トップに相次いだアクシデント

 予選が行われた土曜日に引き続き、決勝レースの行われる日曜日も好天に恵まれた。風が吹くようになってからは心地よくもなったものの、それまでは5月とは思えぬほどの暑さで、クルマにもマシンも、そしてタイヤにも大きな負担がかかるのは、もはや必至と言えた。

予選レポート

ENDLESS ADVAN BMWが、初めてのポールポジションを獲得

 スーパー耐久シリーズ第2戦の予選が、スポーツランドSUGOを舞台に、5月23日(土)に行われ、ポールポジションはYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/元嶋佑弥組の#3 ENDLESS ADVAN BMWが獲得した。


青木孝行が速し! ただひとり1分20秒台でレコードタイムを更新する

 第2戦の予選は、まるで初夏を思わせる好天の中で行われた。金曜日には1時間ずつ専有走行が3セッション実施され、最速タイムを記したのは#5 MACH MAKERS GT-R。青木孝行が1分21秒524を記し、「予選では21秒台の前半は、確実に行くでしょう」と語っていたもの。

 Aドライバーのセッションで、終始トップにつけていたのは#3 ENDLESS ADVAN BMWのTANIGUCHI。周回を重ねるごと、着実にタイムを縮めていき、一度ピットに戻った後の再アタックで23秒406をマークする。その直後、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏が、HPコーナーでクラッシュ。赤旗が出されて15分ほど中断した後、残り3分19秒で計測は再開される。ST-Xクラスのほとんどの車両が再度コースインして、わずかながらもタイムを伸ばしたものの、ステイしていた#3 ENDLESS ADVAN BMWのタイムには及ばなかった。

第2戦プレビュー

シリーズ第2戦の舞台は今年もSUGO。大激戦は必至!

 ツインリンクもてぎでの開幕戦から約2か月のインターバルを経て、スーパー耐久シリーズはスポーツランドSUGOを舞台に、5月23〜24日に第2戦を開催する。開幕戦は5時間の長丁場ではあったが、今回はレギュラーの3時間レース。また、ストップ&ゴーの繰り返されるサーキットから、高速テクニカルサーキットで舞台を移すことで、まったく違ったレース展開になることが予想される。

開幕戦で総合優勝を飾ったのは、ENDLESS ADVAN BMW

 8台が挑んだST-Xクラスの開幕戦は、予選結果からはまるで読めないレース展開になっていた。エキゾーストの破損により、峰尾恭輔がBドライバー予選を走れず、グループ最後尾スタートを強いられていた、Yuke Taniguchi/峰尾/元嶋佑弥組の#3 ENDLESS ADVAN BMWではあったが、着実な追い上げが実って逆転優勝を果たすことになった。BMW Z4 GT3のタフネスぶりを改めて感じさせることともなったが、今回のような3時間レースでは果たして、そこまで劇的な展開になるだろうか。

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