SUPER TAIKYU

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REPORT

決勝レポート

スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが逆転で、総合優勝を飾る

 スーパー耐久シリーズの第1戦決勝レースが4月3日(日)、ツインリンクもてぎで開催され、ポールポジションからレースを開始したのは#5 Mach MAKERS GTNET GT-Rだった。星野一樹が第1スティントでトップをキープしたものの、第2スティントのピットを離れる際にエンジンストールがあり、2周前に藤井誠暢から平峰一貴に交代していた、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの逆転を許してしまう。その後も2台は激しいバトルを繰り広げるが、終盤になって#5 Mach MAKERS GTNET GT-Rにはピット作業違反に対する、ドライビングスルーペナルティが課せられ、これが命取りに……。逃げ切った内田優大/藤井/平峰組の#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが、久々の優勝を飾った。

ほんの少しの運が、明暗を分けることに……

 決勝当日は青空にこそ恵まれなかったものの、終始ドライコンディションでの戦いになった。想像していたとおり、60台オーバーが並んだスターティンググリッドは壮観そのもの。ストレートはマシンでしっかりと埋め尽くされていた。

予選レポート

開幕戦のポールポジションはMach MAKERS GTNET GT-Rが獲得!

 ツインリンクもてぎで幕を開けたスーパー耐久シリーズの予選が4月2日(土)に行われ、ポールポジションは藤波清斗と星野一樹がアタックを担当した、#5 Mach MAKERS GTNET GT-Rが獲得。揃ってレコードタイムも更新した。この予選では新規参入チームの健闘も目立ち、ST-1クラスでは星野敏/荒聖治組の#777 D’station Porsche 991が、そしてST-5クラスでは芝谷純三/相原誠司郎/伊藤俊哉/河野利尚組の#4 THE BRIDE FITがトップとなった。

ST-4クラスのトップを初めてTOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86が獲得する

 今年から予選のシステムが一部変更となり、従来はST-X、ST-1、ST-2、ST-3クラスのグループ1が先に走っていたが、ST-4とST-5クラスのグループ2が先に走ることとなった。AドライバーとBドライバーのタイム合算でグリッドが決められるのは、従来どおりである。

第1戦プレビュー

史上初の60台オーバー混走レースに何が起こる?

25周年、最初のレースは史上最多台数がグリッドに並ぶ

 N1耐久ラウンドシリーズとしてスタートを切り、その後、名称こそ改められたが、今シーズンで25周年を迎えることとなった、スーパー耐久シリーズ。まさに四半世紀もの歴史が重ねられたことになる。

 そんな記念すべきシーズンの最大の話題は、やはり年間エントリーが65台にも達したことだろう。ここ数年は年間エントリーの上限を50台とし、これを超える申し込みに対し、書類選考を要していたが、いざ上限を外してみると……。まさか、これほどの台数となるとは思いもよらなかった、というのが偽らざる心境でもある。さて開幕戦のエントリーは、それより3台減ったとはいえ62台に。第1グループと第2グループは分かれてローリングスタートを行うため、全車一斉に1コーナーへ飛び込んでくるわけではないものの、60台を超える車両がコースに連なる様子は、想像に絶するのでは。開幕戦は5時間にも及ぶ長丁場であるから、まずは慎重なスタートが切られることを期待したい。

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